323.佐渡島遠征その5/北沢浮選鉱場跡


 平成27年08月14日。

 8時過ぎに出発です。


 佐渡八十八ヶ所霊場1番札所である佐渡国分寺(さどこくぶんじ)に到着しました。


 立派な仁王像が迎えてくれます。


 741年に聖武天皇の詔で建立された佐渡最古の寺とされていますが、現在の建築物は1674年に再建された新しいものです。


 こちらで御朱印帳を購入しました。

 佐渡国分寺を後にして、2番札所西報寺を目指して走ったつもりがあれれ?迷子だ。

 私が事前に用意してきた資料には住所や電話番号が載っていたので安心していたのですが、西報寺の資料をよく見ると「電話なし」になっていた。

 カーナビ検索でも出てこないので順打ちは早々に諦めました。どの道この旅の行程で満願は無理だと思っていたので、出会えた寺院だけお参りして行こうと方針転換しました。


 標識を発見して、従って行くと風車がお出迎えしてくれました。

 車を置いて、坂を上ります。


 43番札所の多聞寺です。

 ビックリするくらい札所が飛んだ(笑)。


 続けて44番札所の真田寺を発見です。


 海岸線沿いにルートを移して北上を始めると、10番札所曼荼羅寺を発見です。


 何故か、11番を飛ばして12番札所定福寺に到着しました。

 やっぱりここはちゃんとした地図を持っていないと見落としてしまうようだ。

 最近は、至る所に案内表示のある四国や秩父などの大型巡礼をしていたので楽を覚えてしまったようです。


 名勝・長手岬です。


 奥に小さい灯台が見えます。夕陽がとても綺麗なスポットなんだって。


 お土産を探して七浦海岸の施設に立ち寄りました。

 大きめの夫婦岩がありました。


 13番札所安養寺です。

 お盆シーズンなので、酒盛りが行われておりました。

 「飲んでけ」と声をかけてもらうも車移動なので・・・(・´з`・)


 14番札所観音寺です。


 旧相川鉱山の北沢浮選鉱場跡に到着です。

 北沢火力発電所跡です。明治40年建築の佐渡島初の火力発電所として活躍しましたが、今は資料館になっていました。この建物のみ入れます。


 かなりの規模の遺跡です。


 簡単に言えば、佐渡金山で採掘された鉱石を分ける施設ですね。


 植物に覆われて、独特の雰囲気を醸し出しています。


 緑はありませんが軍艦島を連想しました。


 50mシックナーの解説文。


 一部でラピュタの城に例えられることがあるのも頷けます。


 鋳造工場跡です。


 少し山を登って坑道を体験します。


 宗太夫坑(江戸時代コース)を選びました。

 各地に蝋人形が配置されています。


 江戸時代、無職で居住のない者つまりホームレスを佐渡に運び、仕事を与えて賃金を支払っていたとか。

 今の理不尽な生活保護制度よりよっぽど真っ当な政策ではないかと関心しました。


 坑道を抜けると資料館があります。


 人が沢山集まるってことはそれだけ豊かだったってことですね。


 黄金掴みです。

 私のような腕の太い人間では持ち上げられても手が引っかかって引っこ抜けないです。・゚・(ノД`)・゚・。

 指で引っこ抜かないといけないのでなかなか難しかったです。成功者も多いようで、このようなイベントはとても面白いですね。


 こちらが佐渡のシンボルになっている道遊の割戸です。

 坑道を掘りすぎたから崩れちゃったんだね。そりゃそうだね。

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