299.日本6周目の旅その102/薩摩半島最南端・長崎鼻


 平成27年01月02日。

 鹿児島県出水市から出立です。


 重要伝統的建造物群保存地区「鹿児島県出水市出水麓」です。

 規模の大きな武家屋敷群でした。


 残したい日本の音風景100選「出水のツル」です。

 約1万羽の鶴が越冬する渡来地です。餌が撒かれていたり、所々に監視員がいるなど、保護されている様子でした。


 出水ツル渡来地の近くにある「桁打瀬船(けたうたせぶね)」を探しました。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選の一つで、桁打瀬漁は木の枠に鉄のツメと網を取り付けて海底を曳く漁法です。

 元々とり貝を獲る漁法でしたが、近年ではクマ海老をメインにしているようです。平成17年に5隻しか残っていないとされており、今回発見できたのは3隻でした。

 漁をしているところが見たかったけど、流石にお正月ですからね。


 国道3号線沿いに海岸線を南下し道の駅「阿久根」で少し遅めの朝食です。

 名物市長で一気に知名度を上げた市ですね。その市長さんは全職員の給与明細を公表するなど思い切った改革を唱えた方でしたが、急進的な変化には必ず反発が大きくなるものです。もう少し根回し上手なら面白い結果になったと思うだけに消えてしまい残念です。

 ちょっくら奮発して「あわびの刺身定食」を注文。生簀から取り出して裁いてくれたあわびを頂きました。美味かった!ご馳走様でした!


 新田神社(にったじんじゃ/にいたじんじゃ)です。

 薩摩国一宮として参拝しました。御朱印の待ち時間が余りに長かったので不安に思っていたら、隣のページに墨が付いていた。

 (゚д゚)!私の宝物がががが!

 しかし、悪気があってのことではないだろうし、正月で忙しくてやってしまったんだろう。快く許してあげました(心の中で軽く涙を流しながら)。


 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選「羽島漁港」と「南方漁場の開拓者原耕の像」です。


 枚聞神社(ひらききじんじゃ)です。

 こちらも薩摩国一宮です。先ほどの新田神社での墨が目立ちますが、これで九州の一宮も総て参拝達成です。

 3年の月日をかけいよいよ完成間近になった一宮の御朱印帳を眺めてニンマリです。


 開聞岳が美しい薩摩半島最南端・長崎鼻(ながさきばな)です。


 薩摩長崎鼻灯台です。


 竜宮神社にも参拝しました。この近辺一帯にも浦島太郎伝説が残っています。

 ご当地サイダーを発見。寒いですが、購入しました。うん。普通のサイダーやった。


 前回来た時は、時間が間に合わず入れなかった砂風呂に入りました。


 世界で唯一の天然砂むし場なのだとか。

 砂に埋もれているときはポカポカで幸せ一杯なのですが、砂から出て、会館に戻る際に一気に冷えてしまいます。そりゃ濡れた状態で真冬の海岸を歩くんだから当然だけど、これは予想していなかった(笑)。

 一度は体験してみたかったので大満足です。

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