188.仏塔古寺十八尊めぐり!


 平成24年08月21日。

 今日から無職な私です。こんにちは。HPではオープンにしていませんでしたが、7月の頭に退職願を出していました。

 次はどんな仕事をしようかな。見つけてから辞めろとよく言われますけれども、どこかで野垂れ死にしても私の望んだ生き方ですから。旅がしたい!!!


 さて、今日は京都南部の奈良仏教の影響を大きく受けた寺院を3つほど回ってきました。


 仏塔古寺十八尊は、近畿にある仏塔霊場です。真言宗系仏教寺院18箇寺によって平成07年(西暦1995年)に成立しました。

 その中の一つ、海住山寺(かいじゅうせんじ)は、京都府木津川市加茂町にある真言宗智山派の寺院です。かつて恭仁京があった瓶原(みかのはら)を見下ろす三上山(海住山)中腹に位置しています。本尊は十一面観音です。


 次に向かったのは、岩船寺(がんせんじ)です。岩船寺は京都府木津川市加茂町にある真言律宗の寺院です。

 写真禁止でしたのでお見せできないのが残念ですが、四天王に守られた3m近い大作でした。


 浄瑠璃寺(じょうるりじ)は、京都府木津川市加茂町西札場にある真言律宗の寺院です。

 こちらもターゲットは国宝の三重塔でしたが、本堂に安置されている9体の阿弥陀如来坐像が圧倒的でした。

 素晴らしかったです。これは東京にも見に行かなくていけないな!


 住職さんの説明によると、1つの堂に9体の阿弥陀如来像を安置するという発想は九品往生(くほんおうじょう)思想に由来します。


 他に九体阿弥陀が現存しているのは、東京都世田谷区の九品仏浄真寺にある江戸時代の作だけです。浄瑠璃寺の九体阿弥陀は、平安時代後期の作です。

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