088.30年後の近未来・軍艦島


 平成23年02月23日他、何度か訪問しました。

 軍艦島(ぐんかんじま)の正式名称は、端島(はしま)といいます。端島は、長崎県長崎市に浮かぶ島です。

 大正05年(西暦1916年)、日本初の鉄筋コンクリート造の集合住宅30号棟が建設されるなど、かつて世界一の人口密度を誇った海底炭鉱の島です。

 昭和49年(西暦1974年)1月15日に炭鉱は閉鎖され、無人島になりました。現地クルーズの案内人を勤められている元住民の方のお話によると、黒字閉鎖だった為、満額の退職金が出たそうです。また重労働ではあったが、炭鉱夫の給与は破格の好待遇であったそうで、朝鮮人による歴史の真実を歪めるような発信があることを嘆かれていました。

 かつては「30年後の近未来」と言われたこの島の今の廃墟を思えば、私たちの住む街の「30年後の近未来」は?色々考えさせられる風景でした。平成27年、世界文化遺産【明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業】に登録されました。

 日本の旅先百選【30年後の近未来・軍艦島】

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